阿部良二のパーソナルトレーナーズ・ベース ストレッチについて
皆さんこんにちは!パーソナルトレーナーの宮内です。
今回は阿部 良仁先生が企画・構成に携わった「パーソナルトレーナーズバイブル」より、ストレッチについて解説いたします!
はじめに、ストレッチはスタティックストレッチ・ダイナミックストレッチ・バリスティックストレッチ・カウンターストレッチの4つに分かれています。
◆スタティックストレッチ
クールダウンに有効です。いわゆる前屈などの一般的なストレッチは、このスタティック(静的)ストレッチを指します。関節可動域の向上や筋疲労の軽減を目的としています。
◆ダイナミックストレッチ
ウォーミングアップに有効です。身体全身をリズミカルに動かしながらストレッチをします。関節可動域の向上や体温の上昇を目的としています。
◆バリスティックストレッチ
ウォーミングアップに有効です。ダイナミックストレッチとよく混同されますが、反動を利用して動かすので伸張反射の発生が懸念され、ストレッチには適していないという意見もあります。
ちなみに伸張反射とは、筋肉の防衛反応を指します。ストレッチして筋肉と同時に腱が伸ばされることにより、これ以上筋肉が伸びて断裂しないように収縮を引き起こす反応です。
◆カウンターストレッチ
ウォーミングアップに有効です。これも、ダイナミックストレッチと動的な意味合いでは変わらないストレッチですが、動きに相反動作を利用します。
相反動作とは、例えば、片側の足を曲げて、もう片方は伸ばす、そして対角線にある腕を伸ばして、反対側は曲げると言った、互いに相反する動きを使ったストレッチです。このストレッチをすることで、相反抑制の効果があります。相反抑制とは主動作筋が働く時に、拮抗筋が弛緩することです。例えば、上腕二頭筋が腕を曲げるために力を入れいてるとき、逆の働きをする上腕三頭筋の力が緩まる現象です。つまり、カウンターストレッチは相反抑制を活かしたストレッチと言えます。
以上、4つのストレッチをそれぞれの目的に合わせて使い分けて下さい!
キングジムでは、ピラティス×トレーニングで、体の柔軟性が向上したり、関節可動域を広げることで日常動作が楽になります!
トレーニングを通して、筋力アップや健康維持などお客様の目的に合わせていつまでも健康な体が目指せます!!
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